「5Gとは？4Gとの違いは？」基本的な【5G】のご紹介

2020年日本でもついに商用サービスとして本格的に導入されていく「5G」ですが、まだいまいち把握できない人のために基本的な「5G」の特徴などをご紹介します。

5Gとは

5Gとは5th Generationの略称で「第5世代移動通信システム」の事を言います。携帯電話、スマートフォンの通信に用いられる次世代通信規格のひとつです。

2019年には、韓国、アメリカで商用化されています。2020年には世界的に商用化されていき、日本では3月より商用化されると言われています。

5Gの普及により、スポーツ観戦など動画を視聴するユーザーがさらに増えてくると予想されます。

5Gの特徴としては、下記のものがあります。

5Gのいちばんの特徴と言っても過言ではないのは、やはり通信速度だと思います。

LTEや4Gに比べて20〜25倍の通信速度が高速化されると言われています。

これまで数十秒、数分とかかっていたダウンロード時間が数秒で完了してしまいます。
4Kや8Kの動画もストレスなく視聴することが可能になり、大きいサイズの画像も数秒でダウンロードできてしまいます。

スポーツ観戦などは、会場にいくつものカメラを設置し、視聴者はあらゆる角度・ズームを自由に変更できより臨場感のある観戦を楽しむことができます。

低遅延（リアルタイム）はロボットの遠隔操作や自動運転において遅延が短縮され、よりリアルタイム反映されるようになります。

身近なところでは、自動車の自動運転もさらに向上し、完全自動運転の未来もぐっと近づくでしょう。

また、ゲームをプレイする時の操作の遅延が解消され、VRのさらなる普及が加速し、ますますゲーム業界は盛り上がっていくでしょう。

IoTの普及で、あらゆる物がますますワイヤレスで同時に接続されるようになり、これまでの4Gでの同時に接続できる限界数が、5Gでは100倍底上げされます。

韓国やアメリカなどではすでに5Gに対応したスマートフォンが販売されていますが、日本でも2020年春頃からドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアから販売されると思われます。

ただし、5G対応のスマートフォンでもサービス開始時には限られたエリアで5Gの通信ができ、全国どこでも使えるようになるまでは少し時間がかかるようです。

日本で人気の高いiPhoneも5G対応の機種が2020年秋にはサブ6版、冬にはミリ波版が販売されるようです。

5Gの話を書いてきましたが、僕らが身近に感じられるものは、iPhoneなどスマートフォンやゲームなど、動画・画像の読み込み速度が最初に実感できるところでしょうか。

IoTの普及によりさらにあらゆる物がインターネットに繋がり、より5Gの恩恵の凄さを身近に感じられる環境がもうすぐそこまで来ています。

5Gの普及は改革的に僕たちの生活を変え、新たな技術・未来が生まれることでしょう。