はじめに
「また海外からのスパムだった」
「営業メールの通知ばかりで、本来の問い合わせが埋もれてしまいそう」
Webサイトを運営していると、
こうしたフォームの悩みに直面することがあります。
通知が鳴るたびに確認し、
不要なメールを削除する手間。
いっそフォームを閉じてしまおうか、と考えるのも無理はありません。
ただし、ここで一つ整理しておきたいことがあります。
スパムが届くということは、
あなたのWebサイトが「外から見つけられる状態」にあるということでもあります。
この記事では、
フォームをなくす前に考えておきたい
迷惑メール対策の整理の仕方をまとめます。
なぜスパムや営業メールが届くのか
対策を考える前に、
まず「なぜ届くのか」を分けて整理します。
① 自動送信によるスパム
意味不明な文章やURLだけのメール。
これはプログラムがフォームを見つけ、
自動で送信しているケースが多いものです。
無作為に大量送信されるため、
サイトの規模に関係なく届く可能性があります。
② 人の手による営業メール
「貴社のサイトを拝見しました」
といった売り込みや提案。
こちらは実際に人が入力しているため、
自動対策だけでは防げません。
この2種類は仕組みが違うため、
同じ方法で防ぐことはできません。
対策の方向性は2つある
原因が分かれば、対策も整理できます。
方向性①:自動送信を減らす仕組みを入れる
自動送信への対策としては、
- 「私はロボットではありません」にチェックを入れる
- 簡単な確認操作を追加する
といった仕組みが効果的です。
こうした一手間を挟むだけで、
自動スパムの多くは減らせます。
方向性②:フォームの設計を見直す
人の営業メールは、
システムだけでは止められません。
この場合は、
- 「営業目的のお問い合わせはご遠慮ください」と明記する
- 相談内容を選択式にする
- 必須項目を整理する
など、入り口の設計を見直すことが有効です。
「とりあえず送る」ハードルを少し上げることで、
質の低い連絡を減らしやすくなります。
どこから手をつけるべきか
スパムが増えると、
とにかく何かしなければ、と焦りがちです。
しかし、フォームの問題は
サイト全体の設計とも関係しています。
- 本当に問い合わせを増やしたいのか
- 問い合わせの質を整えたいのか
- フォームは今の事業に合っているか
まずはここを整理することが先です。
いきなりツールを追加する前に、
サイト全体の流れの中でフォームの役割を確認してみてください。
まとめ
スパムや営業メールが届くのは、
あなたのサイトが悪いからではありません。
まず整理したいのは、
- 自動送信か、人の営業か
- システムで防ぐのか、設計で整えるのか
- 本当に優先すべき課題はどこか
焦ってフォームを閉じる前に、
今の状態を静かに切り分けてみてください。
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