はじめに
ここまでの記事で、
- なぜ成果が出ないのか
- 何から始めるべきか(課題の特定)
- どんな手段があるのか(自力・外注・ツール)
を順番に整理してきました。
最後に考えるべきことは、「どこまで自分で関与するか」です。
これは「外注するかどうか」という契約の話だけでなく、
あなたの事業において、Webサイトを
「自分の手元で育てるか」
「誰かに任せて管理してもらうか」
というスタンスの話です。
関与の仕方は大きく3段階に分けられる
Webサイトへの関わり方は、
0か100かではなく、グラデーション(段階)があります。
1. 主体的に自分で進める(DIY型)
情報収集から判断、実行までを自分(自社)で行うスタイルです。
- 特徴: 自分の思い通りに作れるが、全責任と作業負担を負う。
- 向いているケース:
・Web施策自体を楽しめる
・試行錯誤する時間がある
・社内に担当者がいる
2. 判断のサポートだけ受ける(セカンドオピニオン型)
作業は自分でするが、
「これで合っているか?」
「次はどうすべきか?」
という 判断の部分だけ外部の力やツールを借りるスタイルです。
- 特徴: 迷う時間を減らしつつ、実務は自分で回せる。
- 向いているケース:
・自分で手を動かしたいが、方向性に自信がない
・プロのアドバイスだけ欲しい
・丸投げはしたくない
3. 運用・改善を含めて任せる(パートナー型)
日々の更新や改善提案、
実作業をプロに任せ、 自分は
「報告を受ける」
「最終決定をする」
ことに専念するスタイルです。
- 特徴: 自分の時間を本業に集中できる。
- 向いているケース:
・本業が忙しく、Webを見る暇がない
・最短でプロ品質の改善をしたい
・Web担当者がいない
判断するときに見るべき3つの基準
どの距離感が正解かは、
事業のフェーズによって変わります。
迷ったときは、次の3つを基準にしてみてください。
① Webに割ける「物理的な時間」
精神論ではなく、
物理的に
「週に何時間、Webサイトのために時間を使えるか」
を計算してみてください。
もし「1時間も取れない」のであれば、
自分でやるのは物理的に不可能です。
② 判断に「ストレス」を感じていないか
「何を直せばいいか分からない」
「数字を見るのが苦痛」
こう感じている場合、
判断の一部を任せるだけでも状況は劇的に変わります。
③ Webサイトの「重要度」
名刺代わりのサイトなのか、
そこから売上が立たないと困るサイトなのか。
重要度が高い(=失敗できない)ほど、
自己流のリスクは大きくなるため、
プロの関与を増やすのが安全です。
「丸投げ」と「任せる」の違い
最後に一つだけ、注意点をお伝えします。
「任せる」と「丸投げ」は違います。
- 丸投げ: 「よく分からないから全部やっておいて」と関心を失うこと。
- 任せる: 「目的はこれだから、手段はプロに頼む」と目的を共有すること。
どんなに関与度を下げてプロに任せる場合でも、
「何のためにやるのか(目的)」だけは、
手放さずに握っておくことが成功の秘訣です。
まとめ:無理のない関与度を選ぶことが近道
Webサイト改善は、
無理をして頑張るほど成果が出るものではありません。
- 自分でできる部分
- 任せた方が早い部分
これを冷静に分けて考えることで、
結果的に近道になります。
迷っている方へ
ここまで整理しても
「やっぱり自分たちだけで進めるのは難しそうだ」
「プロに相談してみたいが、売り込まれるのが怖い」
と感じる方もいるかもしれません。
次のページでは、 特定のサービスの売り込みではなく、
「Webサイト改善について相談できるサービスにはどんな種類があるのか」 を、
選択肢の一つとして整理しています。

