はじめに
「自社のWebサイト、なんだか古く見える」
「競合と比べると、少し見劣りする気がする」
そう感じて、
デザインを変えようかと考えたことはありませんか。
見た目が古いと、
- 信頼されていないのではないか
- 取引先に不安を与えているのではないか
- お客さまが離れているのではないか
そんな不安が浮かぶのは自然なことです。
ただ、ここで一度だけ立ち止まってみてください。
「古い」「ダサい」と感じる理由は、
必ずしもデザインそのものとは限りません。
いきなり全面リニューアルを決める前に、
今感じている違和感の正体を整理しておくことで、
無駄な費用や遠回りを防ぐことができます。
なぜ「ダサい」と感じるのか
違和感の正体は、一つではありません。
多くの場合、次のいずれか、あるいは複数が重なっています。
① 見た目そのものが古い
色使い、レイアウト、文字の扱いなどが、
現在主流のサイトと比べて古く見えるケースです。
これは確かに「デザインの問題」です。
② 情報が止まっている
最終更新が数年前のまま。
実績やお知らせが古い。
この場合、「デザイン」ではなく
「動いていない印象」が違和感の原因になっています。
③ スマートフォンで見づらい
パソコンでは問題ないのに、
スマートフォンで見ると文字が小さい、
レイアウトが崩れている。
「使いにくい」という体験が、
「古い」という印象につながることがあります。
④ 何のサイトか分かりにくい
デザイン以前に、
- 何をしている会社なのか分からない
- 誰に向けたサイトなのか分からない
この「伝わらなさ」が、
違和感の正体になっている場合も少なくありません。
まずは、自分が感じている違和感が
どの種類に近いのかを整理することが大切です。
「デザインを変えれば解決する」の落とし穴
見た目を変えることは、
分かりやすく、決断しやすい解決策です。
しかし、デザインは手段であって、
成果そのものではありません。
- 誰に向けたサイトかが曖昧
- 問い合わせまでの流れが整理されていない
- 更新が止まる構造のまま
こうした状態で見た目だけを変えても、
数か月後に再び「何か違う」と感じることになります。
本当に「今」変えるべきかを考える
デザイン刷新を決める前に、
次の問いを確認してみてください。
① そもそも見られているか
「古いから反応がない」と思っていても、
実際にはアクセスがほとんどない、
という場合もあります。
この場合、
デザインより先に考えるべきは「集客」です。
② 更新の問題ではないか
デザインそのものより、
- 情報が古い
- 実績が増えているのに反映されていない
といった「情報の整理不足」が
違和感の原因になっていることがあります。
この場合、
更新だけで印象が改善することもあります。
③ スマホ対応の問題ではないか
全面リニューアルではなく、
スマートフォン対応だけで改善するケースも少なくありません。
「どこで止まっているか」を確認する
違和感の整理が進んだら、
次はサイト全体の状態を見ます。
- そもそも見られていない
- 見られているが、すぐ離脱されている
- 読まれているが、問い合わせがない
どこで止まっているかによって、
優先すべき対策は変わります。
ここを整理せずに見た目だけ変えると、
原因が残ったままになります。
部分的な改善で済むこともある
「古い」と感じたからといって、
必ず全面リニューアルが必要とは限りません。
- トップページのメッセージだけ見直す
- メインビジュアルを差し替える
- フォントや余白を調整する
- 最新情報を更新する
こうした部分改善だけで、
印象が大きく変わることもあります。
全面リニューアルは、
方向性が整理できてからでも遅くありません。
まとめ
自社サイトが「古い」「ダサい」と感じるのは、
感覚として間違っていません。
ただし、その原因は
- 見た目
- 情報の古さ
- スマホ対応
- 伝わらなさ
が組み合わさっていることが多いものです。
いきなりデザインを変える前に、
まずは「どこで止まっているか」を整理すること。
それが見えてくると、
本当に必要な改善も自然と見えてきます。
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違和感の正体が見えてきたら、
次は「サイトがどこで止まっているのか」を
もう少し具体的に整理してみてください。
集客・閲覧・行動のどこに課題があるのかを
3つの壁という視点でまとめています。
