はじめに
「Webサイトを作るなら、まず構成を考えなければ」
そう思ったとき、
何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。
調べれば、
- 一般的なページ構成例
- ワイヤーフレームの作り方
- 参考サイトの紹介
といった情報はすぐに見つかります。
ただ、ここで一度立ち止まりたいのです。
構成の“形”を決める前に、
整理しておいた方がよいことがあります。
軸が定まらないまま構成だけ決めると、
完成後に「何か違う」「反応がない」と感じやすくなります。
専門的な知識は必要ありません。
まずは前提を整えることから始めてみましょう。
なぜ構成から考えると迷うのか
制作を始めるとき、多くの方が最初にぶつかるのは
「何を載せればいいのか分からない」
という迷いです。
- トップページに何を書くか
- ページはいくつ必要か
- 他社と同じ構成でいいのか
- 制作会社に任せるべきか
これらは知識不足の問題ではありません。
構成を決める“前提”が曖昧なままだから、
答えが出ないのです。
構成は、
誰に向けて
何をしてほしいのか
が決まって初めて、
必要・不要が見えてきます。
構成より先に整理しておきたい2つのこと
① 誰に見てもらうサイトなのか
「できるだけ多くの人に」は自然な発想です。
ただ、相手が広いほど、
伝える言葉はぼやけます。
- 初めて知った人か
- 比較検討中の人か
- 法人担当者か、個人顧客か
相手が違えば、
必要な情報も変わります。
② 見たあと、どう動いてほしいのか
- 問い合わせ
- 電話
- 来店
- 資料請求
- 信頼の確認
この中のどれか一つでも明確になると、
構成は逆算できます。
「会社情報をまとめたい」でも構いません。
ただ、その一歩先まで考えておくと、
構成は自然に整理されます。
「おまかせ」で起きやすいこと
制作会社に依頼する際、
「うまくやってください」
と進めてしまうことがあります。
制作会社は作るプロですが、
事業の目的や伝えるべき価値は、
事業者側が一番理解している部分です。
この共有が薄いと、
- 完成したが、使いどころが曖昧
- 公開後に違和感が残る
- 修正しても軸が定まらない
という状態になりやすくなります。
丸投げが悪いのではありません。
「誰に・何を・どうしてほしいか」
この前提だけは持っておくことが重要です。
構成を考える順番
前提が整えば、構成は難しくありません。
ステップ①
最終的にしてほしい行動を一つ決める
ステップ②
その行動に至るまでに必要な情報を書き出す
- サービス内容
- 費用の目安
- 実績
- よくある質問
ステップ③
今ある情報と足りない情報を整理する
この順番で考えると、
「とりあえず全部載せる」という発想から離れられます。
構成に悩む前に確認したいこと
改めて整理すると、
- 「誰に」が絞れているか
- 「何をしてほしいか」が決まっているか
- 事業の方向性が固まっているか
この3点が曖昧なままでは、
構成は安定しません。
まとめ
Webサイトの構成は、
形から決めるものではありません。
誰に
何を
どうしてほしいか
この軸が定まれば、
必要なページは自然と見えてきます。
構成案そのものをゴールにせず、
「何のために作るのか」を先に持っておくこと。
それが、発注で後悔しないための土台になります。
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整理ができたら、
次は全体の順番です。
どこから考えれば迷わないのか。
何を先に決めるべきなのか。

