ディスクリプションって
文字数はどれくらいがいいのかな?
何を書いたらいいの?
そもそもSEOと関係あるの?
書いたものと違うものが検索結果に表示されてる!?
ディスクリプションを書く時にこんな疑問が出てくると思います。
この疑問に、簡潔にお答えすると下記になります。
ディスクリプションを書く時に気をつけるポイントは、
- 110文字前後で書く
- クリック率が上がるよう、ページの説明と続きが読みたくなるように書く
- 検索順位には、影響ないとされている
- ディスクリプションを設定したからといって必ずしも設定した内容が表示されるとは限らない
上記のポイントを説明しながら、どうディスクリプションを書いたらいいのかご紹介いたします。
そしてこのページを読み終えた後に、ディスクリプションの書き方がわかってくると思いますので、すぐに書いて実践してみましょう!
ディスクリプションとは
「ディスクリプション」という言葉は、「メタディスクリプション」の略でメタとはメタ情報の事を言います。
ディスクリプションは、下記画像のように検索結果のタイトルの下に表示されます。
検索結果に表示される項目のひとつですが、タイトルの次に大事な要素になります。
必ず設定しなければいけないわけではありませんが、検索結果に意図するディスクリプションを表示させたい場合は、設定するようにしましょう。
ディスクリプションの文字数
ディスクリプションの文字数は、110文字前後で書くようにしましょう。
下記画像は「webデザイナー」で検索した際に検索結果に表示されたサイトで、いちばん多い文字数のサイトといちばん文字数の少ないサイトです。
1つ目の画像は、文字数が89文字。
2つ目の画像は、文字数が124文字で「…」と省略されています。
文字数89文字
文字数124文字
また、下記画像はスマホ時の検索結果になります。
1つ目は、文字数が73文字で「…」と省略されています。
2つ目は、文字数が75文字で「…」と省略されています。
①の文字数は73文字、②の文字数は75文字
取り上げたサイトの他にも、文字数が少なかったり、多いサイトもありましたが、平均的に、スマホで検索した際には、75文字前後のサイトが多く表示されています。
上記の事から、75文字前後までに伝えたい事をまとめつつ、PC用に120文字くらいまでに抑える事がいいでしょう。
クリックを誘導する文章にする
ユーザーは自分が検索した結果を見る時に、まずタイトルを見てから次にディスクリプションを読みます。
タイトルがいちばん重要であることは間違いありませんが、クリックしてもらうためにディスクリプションが後押ししてくれている事もあります。
そのページに何が書かれているのか簡潔に書く事も大事ですが、ユーザーが求める答えがページ内に書かれているの連想させ、その続きが読みたくなるように書く事も重要です。
また、ディスクリプションを書く時には必ず設定したキーワードをしっかり入れるようにしましょう。
ディスクリプションの中にユーザーの検索キーワードがある場合は、下記画像のようにそのキーワードがハイライトされ、よりユーザーの求めるページへと後押しをしてくれます。
ディスクリプションは、ユーザーの求める答えがこのページにある事を伝えるためにも非常に重要になります。
ディスクリプション具体例
下記は、「Webデザイナーにおすすめの本」という内容のページを作成し、ディスクリプションを設定する時の、平凡な例と良い例になります。
平凡な例
Webデザイナーにおすすめの本のページです。どの本もとても勉強になるのでWebデザイナーの方におすすめです。Webデザイナーの方は読んでおいた方がいいので、チェックしてみてください。
「平凡な例」では、ざっくりとした説明しかされてなく、Webデザイナーへ向けたページはわかりますが、ターゲットの絞り切りも出来ていません。
また、キーワードの「Webデザイナー」や「おすすめ」を多用しているのも良くありません。
良い例
Webデザイナーを目指す方におすすめ本10冊をご紹介します。Web制作歴15年の現役のWebデザイナーが紹介しているので、非常に実用的な本になります。制作からマーケティングまでWebの仕事において役立つこと間違いなしです。
「良い例」では、ターゲットをWebデザイナーを目指す方と明確にし、おすすめ本10冊と数を明記し、ページのボリュームも記載しています。
また、Web制作歴15年の現役のWebデザイナーが紹介と信頼性も載せています。
ディスクリプションをタイトルより具体的にすることで、より信憑性が増し、ユーザーが続きを読んでみようとクリックを後押しする事が出来ます。
SEO効果
ディスクリプションは、SEOの効果はないとされてます。
ここまで書いてきた通りに、現在、ディスクリプションにはユーザーに対しクリックを促す効果は期待出来ますが、検索順位を上げる効果はないようです。
ただし、今後、検索エンジンのアップデートなど仕様の変化により、ディスクリプションがSEOに効果が出てくる可能性もありますので、しっかり設定しておくようにしましょう。
検索結果でディスクリプションが書き換えられている!?
記事の内容にそぐわないディスクリプションを設定している場合や、ユーザーの検索キーワードにより、グーグルが記事やページの中から抜粋してディスクリプションの内容を書き換える場合があります。
記事やページを作成し、検索エンジンにインデックスさせた後に、実際に検索画面に作成した記事やページを確認するようにしましょう。
もし、意図しないディスクリプションが表示されている場合は、記事やページの内容とディスクリプションが合っているか見直し、修正を行った後で、サーチコンソールからインデックスのリクエストを送るようにしましょう。
ディスクリプションの意味とは?SEOよりもクリックしてもらえるように書こう!:まとめ
ディスクリプションを書く時に、特に気をつけて下記の項目を考慮し設定するようにしましょう。
- 文字数は110文字前後で書く
- クリックをしてもらうためにどういう内容がいいか考えて書く
SEOへの影響や、書き換えられてしまう場合など説明してきましたが、本質は何よりもユーザーにクリックしてもらいページへ訪れてもらわなければなりません。
ディスクリプションは、クリックしてもらえる可能性を上げるひとつでしかありませんが、設定しておいて間違いではありませんので、しっかり設定しておきましょう。
また、ディスクリプションの設定の前に、タイトルの設定も非常に重要な事ですので、下記ページを参考に設定できるようにしましょう。